■ 最後の一台。
金曜日、今話題騒然(?)の、D-snapの実機を見ようとパソコンショップに行って来ました。D-snapをいぢり倒して、カタログをもらって、ついでと言ってはなんですが、いつものように中古のコーナーをチェック。そこで見つけたのが、これです。
コレガの無線LANアクセスポイント「AP-11mini」。実は、以前からAirMac非対応のストロベリーiMacを、何とか無線化したいと思い、いろいろと調べていたところ、USB接続だと、ドライバの関係でMacで使用出来るものがなく、Ethernet端子に接続するこの商品に目を付けていました。
ただ、金額が店頭小売価格19,800円と、少々お高い。それと、3月には、メルコのEthernetコンバータが出るということが分かっていて、それだとメーカー希望価格が17,800と若干お安い。ということで、メルコの発売待ちという状況だったんですね。
それが、中古コーナーで、12,900円で売られてました。隣の売り場では、同じ商品が、約7,000円も高く売られているんですよ。気が付いた時には、もう、小脇に抱えてました(笑)
ただし、Macで使えるのかどうか、確信がありません。それなりの知識のある人なら、たぶん、迷うこともないんでしょうが、所詮しろーとの私ですから、買ってはみたものの使えなかった、じゃ笑えません。こういう時、ショップの店員さんに聞いても無駄だということは経験上知ってます。「Mac対応」と明記してないものを「使えます」とは言わないものです。
しかし、このショップには幾度となく足を運んでますが、AP-11miniの中古を見たのは、この日が初めてです。もしかしたら、当分出ないかも知れません。そして、この商品の横にあった別の無線LAN関連品は、私の目の前で売れて行きました。今、無線LANは旬です。明日まで考えていたら売れてしまう可能性大です。
とにかく、Macで使えるという確証が欲しい。ネットで検索すれば見つかるかも知れません。が、しかし、その日私は、シグマリを持ってなかった。ギックリ腰をやって以来、荷物が増えそうな日には、腰に負担をかけないために、シグマリを持ち歩かないようになっていたからです。
そんな、「死ぬまで君を離さないよ」という勢いでAP-11miniを抱えた私の目に「ADSL体験コーナー」という看板が目に入りました。ネットに繋がってるパソコンがある!すかさず、Googleにアクセス。検索スタート。そして、みつけましたこちらのページ。確定です。使えます。大丈夫です。
思えば、シグマリ2を購入して、LANを導入し、VAIOを無線化し、少し遅れてシグマリ2を無線化し、ニ代目となる花柄iMacを購入し、自室を2台のiMacが占領して以来、ずっと待ち望んだストロベリーiMacの無線LAN。やっと実現します。他の物欲が吹っ飛んだのももっともです。年季の入り方が違います。
さて、勢い込んで帰宅して、まずは本体の設定をしなくてななりません。先ほどのページにもありますが、設定するにはWindowsが必要です。けど、裏技として、Macでの設定方法も書いてあります。とりあえずそれを試してみましょう。「あっさりVAIOでやれば?」という御意見もおありでしょうが、実は、うちのVAIO、Ethernet端子がついてません。なので、まずは、裏技から挑戦です。
が、これが見事にこけました(笑) 基本的には、あのページに紹介されている方法で出来るんですが、私が途中でやり方を間違ってしまったんです。ええ、いつもそうです(笑) で、本体を初期化しようとしたんですが、こればかりは、別メーカーの商品ですから、MACアドレスが通りません。仕方なく(ここらで足留めをくいたくないという判断で)、VAIO様に登場していただくことになりました。
とはいえ、先ほども書いた通り、VAIOにはEthernet端子がないわけです。そこで、シグマリ1に挿しているプラネックスのCF-10Tを引っこ抜き、それにP-in Comp@ct用のPCカードアダプタをかまして、VAIOのPCカードスロットに差し込みました。もちろん、ドライバは入っていない為、外付けのフロッピーディスクドライブ(VAIO C1って、本体にドライブ類は一切付いてない)から、CF-10Tのドライバをインストール。それが終了したところで、改めてAP-11miniのユーティリティソフトをインストール。
そこで、まずはしくじった設定を消す為に、本体を初期化して工場出荷状態に戻します。その後は、至って順調。設定の済んだAP-11miniをストロベリーiMacのEthernet端子に接続し、ブラウザを立ち上げてみると、やった!繋がってます。メールもおっけいです!
ん〜、ちょっとした感動(笑) さて、それからまだやらなけらばならない事があります。このストロベリーiMacを一階のリビングにおろして、家族に使ってもらおうというのが私の考えです。今は全くパソコンやインターネットに興味のない両親ですが、少しずつ「使ってみようかな」と思ってもらえれば、と期待してたりします。
そういうわけですから、中身を全部きれいにして、まっさらの状態にしなくてはなりません。うっかり秘密のフォルダでも開けられて中身を読まれたひにゃあ、最悪勘当です。<一体、何を入れているんだか(笑)
そこで、ストロベリーiMacの初期化を断行。ええ、そりゃもう、潔く。何一つバックアップ取ることもなく。まあ、大事なものは、すでに花柄の方へ移してあるんでね。その辺はもう、何の迷いもありません。
というわけで、予想より幾分早く、そして唐突に、ストロベリーiMacの無線LAN化が完了いたしました。かなりの満足感です。
ただ、ちょっと悔しいのが、これだけのことをやって、私は結構頑張ったのよ、ということを、家族の誰一人分かってくれないってことでしょうか(泣)
まあ、有り難みの分からない奴に、どんなに力説しても所詮無駄な話だし、無駄なことにあまり労力を使うのも馬鹿らしいんで、これ以上言いませんけどね。言いませんが、誰か「よく頑張った!感動した!」って言ってくれません?(笑)
これで、一階(リビング)と二階(自室)とで快適インターネット生活のスタートです。ファイルの共有も設定して、万が一の花柄のバックアップもばっちし(のはず)です。
さて、両親にお下がりとはいえ、CATVで無線LANという贅沢な環境をプレゼントした私に、翌日くらわされた仕打ち…。
カバーをかけられたiMac。これって、パソコンにとって最も哀しい姿だと思うんですけど…。
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