Air H" (AH-N401C)

やっぱ最強のモバイル通信はこれ!


今更と言えば今更なAirH"でございますが、ようやく私も「脱・P-in Comp@ct」を果たすことが出来ましたので、一応ご紹介させていただきましょう。

軽くAirH"導入の動機というかきっかけをお話ししますと、当然、昨年(2001年)CFタイプのAirH"が発売され、32Kながらつなぎ放題という革命的な登場に激しく心は動いていたのですが、既にP-in Comp@ctを使っていたこと、自宅に無線LANを組んでシグマリオンもその仲間に入り、また、その無線LANカードを買ったりしたんで、これ以上通信関係にお金を使うのっていかがなもの? というストッパーが(珍しく)心にかかっていたことなどがありました。

あと、昨年末で仕事を辞めることが、かなり早い段階で決まっていたので、これまでみたいに外でシグマリオンを使うこともなくなるだろう、という予測もあったりとか。

そんな私も、今年11月に無事再就職を果たしまして、又、そこそこモバる機会も増えるのではないかと思いまして、思い切ってAirH"導入という運びになったわけです。

それに加えて、実は、とあるコネクションにより、本体0円、手数料後日キャッシュバックという破格の条件で購入出来ることになりまして、これはもう運命かもしれない!と(笑) AirH"が私を呼んでる!と(笑)

考えてみると、P-in Comp@ctも0円で入手したわけで、この辺り、私と通信カード系は何かの因縁があるのかも知れません。

で、現行のAirH"対応CFカードとしては、大ざっぱに「CFE-02」「AH-H401C」「AH-N401C」という三種類があるのですが、この中で、私が選んだのは「AH-N401C」。

はっきり言って、128K対応ならば、HでもNでもどちらでも良かったんですが、N401Cを選んだのは、ケースが付いてるという、どうでもいい理由だったり(笑) いや、ケースって案外後で買おうと思うと、結構探しまくったりしなくちゃならないから。

それに、このケースが良く出来ていて、取り外し可能なアンテナ部分をなくさないように収納出来たり、アンテナ抜いた後にはめ込む蓋をきちっと入れられるようになっていたりと小技が効いてて、なかなか便利なのですよ。

というわけで、前置きが長くなってしまいましたが、AH-N401Cの登場です。ほい!

AH-N401C N401Cということで、NEC製。黒にブルーのカラーリングがクールな印象でなかなか良い、です。
ケース付いてます ケースがついてます。PCカードアダプタ、アンテナを外した時の蓋、外したアンテナなどをなくさないよう、きちんとしまっておけます。
シグに挿してみますと シグマリオンに挿すとこんな感じ。
ちょっとアップにしてみました ちょっと接近してみました。

照明がしょぼくて全体的に暗い画像で申し訳ありません。雰囲気だけ感じていただくか、ちゃんとした写真は、DDIポケットのサイトでご確認くださいませ。

料金コースは、「32Kパケットつなぎ放題」にしました。せっかく128K対応なんだから、とも思ったのですが、シグに128Kはちょっと贅沢過ぎるというか、3,500円を上乗せするだけの意味を感じないというか。

接続設定は、普通にリモートネットワークで設定すれば、特に変わった技を必要とするわけでもありません。アクセスポイントの最後に「##61」を付けることだけ忘れずに。(料金コースによって「##nn」の部分は変わるので注意)

接続中 これは、LinkclubのAirH"専用アクセスポイントです。レンタルサーバを借りてるので、そのオプションで申し込んだんですが、月額700円なので、かなりお安いかと。
接続画面 要するに、これだけの情報(ログインID、ログインパスワード、アクセスポイント)があれば繋がっちゃうということで、恐れることは何もないですね。

「シグマリオンでAirH"は使えますか?」「ロットナンバーXXXで、AirH"使ってる人いますか?」という質問の絶えることのない現状ですが、もう私は危険を覚悟で言い切っちゃいますよ。

「シグマリオンIIの発売以降に出たAirH"カードは使えます! ロットは関係ありません」

結局、あれです、ドコモのプロテクトという事実だけが一人歩きして、それによって、誰も「使える」とは言い切れないだけのことなんです。そして、「使えるけれど、あくまでも自己責任です」というお決まりの一言を付け加えるしかないんですね。

こんな混乱を引き起こしたのも、ドコモが姑息な方法をとったことが原因です。「ドコモに通信費を落としてもらわなければシグマリオンの価格は実現出来ない」というのであれば、ユーザーが選択する魅力的な通信サービスを提供するべきで、ハードにしょうもない細工をすることではないのではないかと、何度も繰り返してるけど、そう思うわけです。

ちなみに、シグ1でも使えます。赤鼻(ThinkPad)で使うにはドライバのインストールが必要です。挿すだけで使える分、CEの方がお利口さんな気がしなくもない(笑)

32Kのスピードは、さすがにCATVの無線LANと比べると気の毒ですが、モバイル用途と割り切って、シグマリオンで使う分には十分だと感じました。使い放題だし、少々時間がかかってものんびり待ちましょうや、といったところでしょうか。

無線LANでのスピードも捨てがたいのですが、自宅と外出先とで設定を切り替える煩わしさがない分、AirH"オンリーで繋がっとく方がいいかなあ、と思ってしまってます。
(2002/12/5)

DDIポケット:http://www.ddipocket.co.jp/