C@rd H" 64 petit

CFカードタイプのH"登場。


シグマリオンのコンパクトさを最大限に生かす通信手段が、CFカードタイプのPHS。64Kデータ通信にも対応していて、Pocket IEの限界はあるものの、まずまず快適なWEBブラウズが可能です。

その市場はこれまで、NTT DoCoMoのP-in comp@ctの独占状態だったわけですが、その存在を脅かす(?)強力なライバル登場です。兼ねてより、通信品質には定評のある、H"から、CFカードタイプが発売されました。(2001/5/11)

購入された方より、実機を借りることが出来ました。

C@rd H" 64 petit C@rd H" 64 petit & PCカードアダプタ 左:C@rd H" 64 petit。

右:PCカードアダプタは標準で付属。

C@rd H" 64 petit & P-in comp@ct P-in comp@ctとの比較。

大きさはほぼ同じ。一番の違いは、やはり、アンテナの有無でしょうか。C@rd H" 64 petitは内蔵アンテナ。感度の差は、使用する地域などによって感覚的に違ってくるでしょう。
私個人としては、P-in comp@ctのアンテナ、可愛いと思うんですけどね。

製造元である日通工(2001年6月1日より「NECインフロンティア」に社名変更)のホームページでは、動作確認機種にシグマリオンの名前はありません。が、実際の使用に問題はないようです。電話機タイプのH"をシグマリオンで使用する際は、レジストリの書き換えが必要でしたが、C@rd H" 64 petitはシグマリオンに差し込んで電源を入れるだけで認識してくれます。ドライバのインストールの必要もありません。接続の設定についても、取扱説明書に詳しく書いてありますので、迷うことはないと思います。

C@rd H"64 petit with sigmarion シグマリオンのCFカードスロットに挿したところ。

アップにしてみました。
(ボケてます(^^;) 

C@rd H" 64 petit with sigmarion アップ

ダイヤルし始めてから接続までの時間は、P-in comp@ctに比べてかなり早いように思いました。通信速度に関しては、特に差はないようです。P-in comp@ctは、リコール問題などの影響か、切れやすいイメージがありますが、対策品に交換後、自宅・職場・たまり場(笑)のいずれも、最近、非常に状態が改善され、不都合は感じていません。一方、電車の中など、電話機タイプのH"なら問題ないという場所でも、C@rd H" 64 petitでは、やはり切れやすくなるようです。個体の大きさによる限界かも知れません。

元々、DoCoMoユーザーという方は、順当にP-in comp@ctを使われた方が、ファミリー割り引きも利用出来ますしお得でしょう。それ以外のキャリアを使用されている方(特に、アンチDoCoMoという方)にはC@rd H" 64 petitで、快適ケーブルレス&64Kデータ通信もおススメかと思います。

DDI POCKEThttp://www.ddipocket.co.jp/index.html

NEC インフロンティア(旧 日通工)http://www.necinfrontia.co.jp/